同じく鉛直方向の外力と内力の関係を定義します。
※鉛直方向の力なのでsin(α)になります。
※鉛直方向は下向きをプラスと考えると、左の図のようにi端はFmが右上に作用しているので、符号はマイナスになります!
1つの要素にはi端とj端の2つの節点があるので、それぞれの節点で水平力と鉛直力の内力と外力の関係を定義します。
※右方向,下方向をプラスと考えるので、符号に注意!
それでは、この4つの式をマトリクス表記にしてみます。
このようにして、トラス要素に作用する外力と内力の関係を定義することができました。
マトリクス表示することは、今後骨組み解析をプログラミングするときに必要になります。
今は,このような表記にできるのかと漠然と理解するだけで問題ありません!
- 有限要素法 基礎講座(第1回:有限要素法とは?)
- 有限要素法 基礎講座(第2回:骨組み解析編/トラス要素)
- 有限要素法 基礎講座(第3回:骨組み解析編/トラス要素その2)
- 有限要素法 基礎講座(第4回:骨組み解析編/トラス要素その3)